彼岸花 その3
葉も花にさいてや赤しか曼珠沙花 子規
ここ数年、難しい彼岸花を撮るのにすっかり私の定番となった水滴をまとった彼岸花であります。撮る前にホームセンターで買って来た霧吹きで水をプープーして、逆光に透かして撮ってます。ちょっと意図的ですが、こうすると実にゴージャスなんですよね。(^^)
でも、お天気のいい日に植物に霧吹きで水をかけると「水滴のレンズ効果で葉や花がヤケドをする」し、水滴が強い日差しに温められてお湯になって「水滴がついている部分が煮える」からカメラマンのマナー以前の問題として、植物を苦しめるそのような行為はもってのほかだそうな…。
おお、そうなのかっ!反省してま~す。m(_ _)m
うはは、笑止千万。そもそも日光の当たってる時に水滴がついたくらいのことでいちいち傷ついてたんじゃ、植物は厳しい自然界で生き残れないでしょ。突然の夕立のあとに強い真夏の直射日光を浴びることだってあるし、霧の朝の後は天気がよくなるのが当たり前。これからの季節は朝露だって降りるし、キツネの嫁入りだってあるじゃないか。それでもどの植物もヤケドもせず、おひたしにもならずに元気にたくましく生きてます。霧吹きの水滴がついたくらいで強靱な植物の細胞が傷むもんですかっ!(笑)
あ、続きまする。m(_ _)m
by borderlines | 2013-09-25 00:05 | 自然