2013 長浜曳山まつり その3

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長浜曳山まつりに出る曳山は全部で13基あり、それぞれの曳山を管理運営しているのが近世の長浜町に属する各町で作る『山組』という組織です。そのうちの長刀山を除く12基(鳳凰山、高砂山、猩々丸、壽山、翁山、常磐山、萬歳楼、孔雀山、青海山、月宮殿、諫皷山、春日山)が子ども狂言(歌舞伎)を演じます。
歌舞伎を行う山組は出番山組と言い、毎年12組中4組が交代で奉納します。ということは3年に一度のペースで出番が回ってくるわけですが、近頃は人材面でも資金面でも曳山の管理運営はなかなかに大変そうです。


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それでも山組の誇りと意地は絶対に譲れないのであります。(^^)




ちなみに1971年には古来より伝わる囃子を保存・伝承することを目的として『長浜曳山祭囃子保存会』が結成されました。
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子どもから大人までが一緒に囃子を練習することによって、今では世代間交流と伝統文化の継承の場として定着しています。
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囃子を演奏してるのを撮ってたら、学校帰りで制服姿の高校生が曳山の近くにスッとやってきて、カバンから横笛を取りだしたかと思うとすぐに囃子の仲間入りをするんです。考えてみたら、これはスゴイことですよね。(^^)
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響き渡る囃子の中、威勢のよい「ヨイサァー、ヨイサァー」の掛け声とともに山車が曳かれます。
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曳山には旋回装置が付いていないので、辻では車輪を滑らせて廻ります。辻廻しは何とも見応えたっぷりの力業。(^^)
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辻廻しでは車輪の下にシューを敷いて、道路との摩耗を防ぎながら引き綱を真横へ引くのですが、この時前方を軽くするためにタイミングを合わせて、曳山の後方に山組若衆が何人も取り付いて一気に体重をかけます。
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背の高い幟や毛槍が電線などに引っかからないように、動く曳山の屋根の上に印半纏を羽織って独りで立つ若衆は「粋」のかたまり。
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山組の誇りは曳山の屋根より高く、結束は車輪の鉄の輪っかより固いのであります。(^^)
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子どもから老人までみんなが一丸となって、まつりを盛り上げようとする出番山組の町衆の姿は本当に感動的でありました。m(_ _)m
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by borderlines | 2013-04-22 20:16 | 長浜

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