尾上温泉 旅館紅鮎
少し前になりますが、私の仕事関係のスタッフが地元の旅館に集まって一年間の労をねぎらおうという企画が立ち上がりましたので、いそいそと出かけて参りました。(^^)
この日はまだひな祭り前だったので、玄関を上がった男ばかり5名の客をお内裏様とおひな様が出迎えてくれました。m(_ _)m
今回我々が集まったのは水鳥野鳥センターのほど近くにある「尾上温泉 旅館紅鮎」。いつも私がコハクチョウや山本山のオオワシを撮り歩いている我が家から10分ほどの琵琶湖畔に建つ旅館であります。ロビーに野鳥観察用のデジスコが設置されているあたりは流石ですね。(^^)
我が家からこれだけ近いと行き来も楽です。楽ですが、窓から見える風景は日頃から見慣れた暗~い冬の琵琶湖ですので、我々地元民にとっては新鮮味や旅情はあんまり…でした。でも、これが他府県から来られるお客さんにとってはたまんない魅力なんでしょうね。雪の降りしきる冬の琵琶湖の眺めは「奥琵琶湖」とか「湖北」という言葉がかき立てる旅情からみなさんがイメージされる以上にインパクトのある原風景かも知れません。
ところで、私たちの通された部屋には露天の内風呂がついていました。この日は真冬に戻ったかと思うほど寒い日でしたので、この風呂に入るのはなかなかに勇気のいることでしたが、源泉だということでしたので話のネタに吹きすさぶ吹雪の中を入ってきましたよ~。一旦入ったら出られんの。(^^;)
その内風呂の横のウッドデッキから望むと琵琶湖岸が見渡せます。私もこの角度から水鳥野鳥センター前の鳥のねぐらを撮ったのは初めてでした。
さて、この日の夕食は「真鴨の鴨すき」。目の前の琵琶湖にもウジャウジャとマガモ君が泳いでいるのですが、琵琶湖は全面禁漁区ですので、なかなかマガモを口にすることはできません。仲居さんに尋ねてみましたらこのマガモは新潟産だとのことでした。
で、お味の方は?肉屋で売っている合鴨を食べたことのある方にしかわからないかも知れませんが、あれをもっと野趣たっぷりにした感じといったところでしょうか。柔らかくて脂の乗ったとてもいい鴨でしたよ~。(^^)
地元を宣伝するのも何ですが、「冬の琵琶湖」とマガモのすき焼きのセットはなかなかです。みなさんも一度おこしやす~。m(_ _)m
by borderlines | 2013-03-08 20:14 | 長浜