竜双ヶ滝 その2
この龍双ヶ滝は落口からの落差が約60m。急峻な岩肌に水が何度もぶつかって作り出される幾筋もの白い水流で構成された静かな感じの分岐瀑で、滝壺というものがなく、滝が足羽川の支流に直接落ちている滝です。
大きな滝ですが、迫力より繊細な美しさを感じさせてくれます。
いわゆる滝壺がないのになぜか「滝壺広場」と銘打たれた滝直下の川まで階段を降りてみると、そこは水の飛沫と清涼感がいっぱいでした。夏に来たらきっと気持ちいいだろうなー。(^^)
この滝は水量が豊富な時期に見ないと枯れていることもあるようですので、冬期通行止め解除直後の雪解け水が多い時期か、梅雨の時期がお勧めなんだそうです。
こちらは滝の落ちている足羽川の支流の上流。一番奥に鈍く光るのは谷に溶け残った残雪であります。
龍双ヶ滝から500メートルほど下流には、水流に含まれる石や砂で削られてできた丸い穴が連続する「オウ穴」という珍しい場所があったりして、この川を遡上しながらスローシャッター遊びしたらきっと面白いだろうと思いますね。(^^)
あ、秋もいいかも。(^^)
by borderlines | 2014-04-05 01:27 | 旅先