伊勢神宮へ参拝してきました その3
到来の赤福餅や伊勢の春 子規
伊勢参りの楽しみはやっぱりおはらい町通りとおかげ横丁ですよね。その両通りにズラリと並ぶ数あるお土産物の中でも赤福餅は別格の人気を誇っております。(^^)
ところで、江戸時代に起こった伊勢神宮への集団参詣をお蔭参り(または抜け参り)といいますが、調べてみましたら数百万人規模のものが、60年周期で3回起こったとありました。その最初は1705年(宝永2年)の「宝永のお蔭参り」。これが本格的なお蔭参りの始まりで、2ヶ月間に330~70万人が伊勢神宮に参詣したらしい。別の記録によればこの年の4月上旬から1日に2~3千人がお蔭参りのために松阪を通り、その最高記録は1日23万人であったそうな。
ちなみに赤福の創業は1707年(宝永4年)、富士山が噴火して宝永山ができた年です。これは宝永のお蔭参りが始まって僅か2年後にあたります。想像するにそれまではただの…たぶん上手く時流に乗っかったのね。(失礼! 笑)
流石は伊勢商人。やりますね。
で、これが赤福本店。1877年(明治10年)に伊勢を襲った台風で被害を被った店舗を建て直したのだそうです。1887年(明治20年)に創業180周年を記念して作った金看板がまぶしい。
その向かいの赤福別店舗。
これだけ積んであっても、すぐに売れるんです。
こちらは昭和36年発売開始の赤福氷。込んでいる本店前の別店舗を避けて入った内宮前支店でも待つこと15分。
かき氷の中に餅と餡が隠れてるんです。
こちらはおかげ横町。
氷水の中ではおいしそうな地ビールと
横丁サイダーが冷えていました。クルマの運転があるので、私が飲んだのはもちろんこちらでした~。ちょっと残念。(笑)
いや~、堪能しました。m(_ _)m
by borderlines | 2013-08-15 18:29 | 旅先