東京おのぼりさん日記 滲む街の灯
田舎に住んでいると絶対に撮ることができないものの1つに、都会の夜空に広がる電飾の海やイルミネーションがあります。私が都会に出るたびに高いところへ登りたがるのはその夜景を撮りたい欲求があるからでして、決して高いところが好きだからではありません。(笑)
さて、今回の東京での宿は偶然にも首都高速のジャンクションのすぐ横。これはスローシャッターで走るクルマの軌跡を撮る願ってもないチャンスじゃん!
というわけで、ずっと楽しみにしていて、連泊の最後の夜にカメラ抱えて最上階へ登ってみました。
ところが、ジャンクションの見える側にあるバーラウンジは、改装のために昨夜を最後にしばらく休業に入ったとのこと。ああ残念!昨夜は閉店30分前の10時30分頃に撮りに行こうかどうしようかと部屋で迷ってたんですよ。で、明日があるから、まぁいいか~と寝てしまったのが運の尽き。聞いてみましたら、昨夜は特別に12時まで開いていたんですって。(^^;)
まだ工事ににかかってないなら、ちょっとでいいから入れてくれん?と頼んでもダメ。
仕方なくエレベーターホール脇のテーブルに坐って、しょんぼりと街の灯りを撮っていましたら、フロアマネージャーさんが気の毒がってコーヒーを出して下さいました。m(_ _)m
灯りが滲んでるのは小雨模様のお天気や分厚いガラス窓のせいではなく、悔し涙のせいです。
いつかお天気のいい夜にリベンジかけにもう一度このホテルへ来てみよう。
ところで高速道路で思い出しましたが、首都高ってスリル満点ですね。何しろ道幅が狭い上に50km制限のはずなのにみなさん随分ぶっ飛ばすし、左右から合流車が入ってくるし、うまく車線変更できないし、うかうかしてると降り口へ出られないし…。慣れないおのぼりさんにはまるでジェットコースターを自分で運転しているようでした。(笑)
by borderlines | 2013-08-09 18:28 | 東京