2013 長浜曳山まつり その1
4月14~15日にかけて長浜曳山まつりをスナップしてきました。(^^)
400年以上の伝統を誇る長浜曳山まつりは長浜八幡宮の春の大祭でして、京都の祇園祭、高山市の高山祭と並んで日本三大山車祭りの一つに数えられ、1979年(昭和54年)には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
社伝によりますと、長浜八幡宮の由緒は平安時代後期(1069年)に源義家からの発願をうけた後三条天皇の勅により、石清水八幡宮を分祀勧請したと伝わっています。戦国時代には兵火を受けて衰退しましたが、長浜城城主となった羽柴秀吉により社殿の整備・復興が行われました。また、長浜曳山まつりの由来書には16世紀の末に秀吉が源義家の後三年の合戦の凱旋の様子をあらわした「太刀渡り」を町年寄十人衆に行わせたのが八幡宮の祭礼の始まりと記されており、その後、秀吉公が男子誕生の祝いに町人へ若干の砂金を贈り、これを原資に町人たちが曳山を造営し、八幡宮の祭礼に曳いたのが曳山まつりの始まりとされております。(^^)
いつもご愛顧感謝です。m(_ _)m
長浜曳山まつりは毎年4月9日から17日朝までの期間に執り行われます(詳しくはこちら。)が、このお祭りの特徴は何と言っても舞台付き曳山で子ども狂言(歌舞伎)が演じられることです。
お祭りのハイライトは15日ですが、前日の14日午後には各山組町で歌舞伎公演を行った4基の曳山が長浜八幡宮へ入る「登り山」が行われ、夜7時からは役者の行列が八幡宮から街中を練り歩く「夕渡り」が行われます。
夕渡りはいわゆる顔見せであります。その昔写楽の描いた浮世絵の大首絵風に切り取ってみました。(笑)
道中、時々立ち止まっては見得を切る子ども役者の面々。「いよっ!日本一!」
みんな堂々の役者ぶり。明日の公演が楽しみですね~。(^^)
人混みに紛れてあれこれ撮ってたら後から肩を叩かれ、振り向いてみたら何とchampさんが立っていました。帰り道、明日の撮影予定などについて話して別れましたが、さてさてchampさんはどんな切り口で撮ったのでしょうね?(^^)
長浜曳山まつり続きまする。m(_ _)m
by borderlines | 2013-04-20 11:45 | 長浜